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2009年5月 6日 (水)

芯の方から

うつつでもいい
甘くやさしい言葉がほしい
幻でもいい
あの日のぬくもりがほしい

この寒く干からびた心を
やわらかくしてくれるものなら
どこにも寄ってゆくところのない
孤独な身をつつんでくれるものなら
なんでもいいのだ

体の芯の方から
ぞぉーっとおそってくる
深いさみしさ……

人ごみにまぎれようとも
言葉を綴ろうとも
それを癒してくれるものは
どこにもない

五月の風のようにさわやかに
野山をすり抜け
自然につつまれゆきたいと
こんなにも希っているのに
体の心のほうにあるあのさみしさは
私を氷のようにかたくして
すこしの自由も与えてはくれない

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楽しそうな家族連れの姿を見てると
あんな日もあったと・・・

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