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2009年5月 9日 (土)

おぼろび

ことばつづりながら聞いています
はるかからのメロディー
その先 細くほそくたどりながら
今日のいのちの囁きにかさね
聞いています

ああ わたしたちはほんとうに
何も見えていないのでしょう
なぜ朝があるのでしょう
なぜ夜があるのでしょう
なぜ昼間に交わすのでしょう
なぜここにいのちがあるのでしょう

慈しみ深い自然の中に置かれて
今日もすべてを抱かれてゆきます
大空の華へと渡されてゆきます
おぼろびをみつめ
そのひかりへと繋がれてゆきます
その意味にいつか出逢うために
今の悲しみも大切な華なのです

ことばつづりながら聞いています
はるかからのメロディー

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今日は満月。
実際「おぼろ」という言葉は春の季語で
春の夜のぼんやりかすんだ状態を言うのですが
響きが好きなので使っちゃいました(笑)

ホテルの窓から今日の月を眺めてると
いろんな想いが浮かび 霞んで見えます。

おぼろ【▼朧】(大辞林 第二版より)
(形動)[文]ナリ
(1)ぼうっと薄くかすんでいるさま。春の夜についていうことが多い。
「―にかすむ春の宵」
[季]春。《辛崎の松は花より―にて/芭蕉》
(2)ぼんやりとしたさま。
「―な記憶」

『冬の光り』を改編した作品です。

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