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2008年6月16日 (月)

いろは歌って?

≪ひらがな≫
いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす

≪漢字交じり(和歌)≫
色は匂へど 散りぬるを
我が世誰ぞ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見し 酔ひもせず

「と」が「ど」「そ」が「ぞ」等
濁音で示されている部分があります。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

今回は 詩ではなく雑学?みたいな。。。
皆さん 一度は口にしたことがある「いろは歌」について
書かせていただきます。
興味のある方は 続きを読んでください。

「いろは歌」から思い浮かぶものと言えば
「かるた」や「百人一首」が多いと思います。
でも元々は すべての仮名文字を一回だけ使って
覚えやすい歌の形に整理された手習い歌
かな文字の習字の手本になります。

今回は「ひらがな」での「いろは歌」はおいといて
漢字交じり(和歌)の方を見て行きたいと思います。

まずは 語句の意味から簡単に説明します。
「色」
容姿 姿。
「匂う」
内面の美しさなどがあふれ出て 生き生きと輝く。
美しく色を染める。
「常」
いつも変わらないこと。永遠であること。
「有為」
常に生滅し永続しないすべての物事
「酔う」
心を奪われてうっとりする。また 自制心を失う。

以上を踏まえて 歌の意味を直訳すると
*************************
色は匂へど 散りぬるを
我が世誰ぞ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見し 酔ひもせず

<訳>
美しく咲く花も いずれは散るように
この世に生きる誰もが 永久に生き続けられるものではない。
越えられない奥山を 今にも越えるような
浅はかな夢に酔うことはできない。

美しく咲く花も いずれは散るように
わたしたちの人生もいつまでも
変わらないということはない。
このあてにならない人生の山道を
今日も越えてゆく
夢を見いたりお酒に酔っていたりしては
世の中の本当の姿を
知ることはできない

桜の花の色は美しく照り映えるけれど すぐに散ってしまう。
(それと同様に)
我々人間の世も だれがいつも変わらずにいようか。
(いや、いつも移り変わり無常だ。)
無常の世のような奥山を今日超えて行くような人生で
浅い夢を見るように眼前の事象に惑わされず
世の出来事に酔いしれないようにしよう。
*************************
と いろいろな訳がありますが
「いろは歌」は無常を歌った歌だと言う点では
一致してるようです。
(中略って感じで 一気に結論!)

なぜ 無常を歌った歌なのかと言うと
この「いろは歌」は
「涅槃経(ねはんきょう)」の聖行品(しょうじょうぽん)の偈(げ)の
*偈とは 仏の教え讚えた 四句で出来た詩のこと
*************************
*諸行無常
(しょぎょうむじょう)
諸行は常無し

*是生滅法
(ぜしょうめっぽう)
是れ生滅の法なり

*生滅滅已
(しょうめつめつい)
生滅し 滅し已って

*寂滅為楽
(じゃくめついらく)
寂滅するを楽となす
*************************
を和歌にしたものだといわれています。

<訳>
諸行(万物)は常に移り変わり
これが生滅の法である。
生じ滅するといった移り変わりを終え(生死を超えて)
寂滅(悟り)を安楽とする。

「涅槃経(ねはんきょう)」の仏語を読んで
お気付きの方もいると思いますが
「平家物語」の冒頭もこれを引用しています。
*************************
祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理を顕す。
驕れる人も久しからず
唯春の夜の夢の如し
猛き者も遂には滅びぬ
偏に風の前の塵に同じ
*************************

涅槃経(ねはんきょう)」の聖行品(しょうじょうぽん)の偈(げ)の
解釈については
浄土真宗本願寺派 円寿寺『 いろは歌の意味するもの』
参考にしてください。

いやぁ~ 結論も出せず 長々と書いてしまいました。
最後に この「いろは歌」には深い意味があったって事で。。。
中途半端な終わり方で 申し訳ないです。
書いてて 疲れました。(笑)

参考にしたサイト
・フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』『いろは歌』
・フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』『古典文学/いろは歌』
浄土真宗本願寺派 円寿寺『 いろは歌の意味するもの』
・その他多数検索

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コメント

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Re.海tonさんへ

海tonさん こんにちは。
ご訪問&コメント ありがとうございます。

いい記事をありがとうだなんて言われると
照れくさいですよ。
こちらこそ いいコメントといい記事を
ありがとうございます。

人間だもん 悩んで成長しながら生きていく。
悩み 苦しみ 喜び ets...があるから
人生だと思います。
毎日が始まり 何回でも修正しながら
過ごしたいです。

★≫≫≫≫≫≫≫★≪≪≪≪≪≪≪★

投稿: レスです(久遠) | 2008年6月19日 (木) 21時28分

久遠さんの
仰る。

>諦める=考え方を変える
>そう解釈したいです。

は、「全く、その通りです」

>『大般涅槃経「聖行品」』より.
の、ボクの解説は、見る人が見れば、
全くいい加減ですw

・・「涅槃とは」、を説いている
「お経」ですもんね。

涅槃とは、
「今ある悩みが、0になってしまう」
ことなのですよね。

「人間だもの、
生きているうちは、悩みますよ」

ですが、涅槃に入ったら、
もう、悩むことはない。

・・それは、今の自分と離れるからです。

「ボク等は悩みながら生きて行くしかないのです。
悩み多きボク等は、生きながら涅槃に入るのです」

だから、諦めましょう。

>>諦める=考え方を変える

でしたよね、
久遠さん。


☆迷って当たり前です。
人生の修正は、何回あってもいい。逃げではない。

久遠さん、
いい記事をありがとうございました。

投稿: 海ton | 2008年6月19日 (木) 04時54分

★≫≫≫≫≫≫≫★≪≪≪≪≪≪≪★

Re.海tonさんへ

海tonさん こんにちは。
ご訪問&コメント ありがとうございます。

今回は 言葉が難しすぎて
詩に出来ませんでした。
元々 四句で出来た詩なので
その言葉を置き換えて書くのは
時間がかかりそうです。
今度 挑戦してみますね。

さすが 海tonさん
全ての言葉を入れて まとめてらっしゃる。
諸行無常なりって感じ 出てますよ。

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投稿: レスです(久遠) | 2008年6月18日 (水) 22時27分

「いろは歌」
初めて聞きました。
仏教的な意味が込められていたのですね。

「それで久遠さんの詩は?」
って思ったら、ここでは無かったのですね。
ちょっと、残念。

そこが、久遠さんらしいかな。
ボクの連想を今回、添えてみます。

- ボクのは、諸行無常じゃないかな-pig


「Bon Voyage(良い航海を)」


エブリバディ
諸行無常
今日も散る花
咲く花
生まれる花がある
これも生滅の法なれば
酒がめっぽう美味い
あさき夢みし

エブリバディ
生滅滅已(しょうめつめつい)
夕闇はすべてを
飲み込むけど
朝には去って
大きな感動をくれる
思いすごしても得るものはない
禅堂で結跏趺坐(けっかふざ)
しても何も見えない
あさき夢みる

思い煩わずらっても
いいことない
酒を飲んでも酔わない
眠りたくても目が冴える

Bon Voyage
(良い航海を)
あさき夢みし

paper
ほんじゃあまた。
一週間は諸行無常なりbottle


投稿: 海ton | 2008年6月18日 (水) 12時36分

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Re.しぶさんへ

しぶさん こんにちは。
ご訪問&コメント ありがとうございます。

そうですよね その領域で考えると
わたしも「咎」があると思います。
知らず知らずのうちに 今も続いてる
だから 救いを求めてしまうのかも知れません。
他にも いろいろと。。。
くもの糸 掴めるか否か 仏様のみ知る。。。かな?

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投稿: レスです(久遠) | 2008年6月17日 (火) 07時53分

いろは歌の中の「咎無くて死す」
本当に深い歌です・・

過ち無く命をまっとうするという意。

殺生が過ちならば、私は幼い日に犯しています…(蚊やゴキブリ… 退治してるもん…)

この領域で考えると、僕には「咎」があります…

あぁ、くもの糸を掴む事ができるのかしら・・・

投稿: しぶ | 2008年6月17日 (火) 05時30分

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Re.しょうさんへ

しょうさん こんにちは。
ご訪問&コメント ありがとうございます。

昔「いろは歌」と「じゅげむ」丸暗記しました。
何の自慢にもならないけど(笑)

詩作の参考に 仏教用語を検索してて
偶然見つけた感じです。
「いろは歌」に こんな意味があるなんて
自分でも驚いてます。

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投稿: レスです(久遠) | 2008年6月17日 (火) 00時14分

昔これを暗記するの大変苦労した覚えがあります(笑)

久遠さんずいぶん難しい事をご存知なんですね♪

凄いです!!

投稿: しょう | 2008年6月16日 (月) 23時42分

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